生の声が参考になる!職場の上司が喜ぶ「定年退職祝い」の贈り方

職場の上司に定年退職祝いを贈る場合、何を渡せばいいのか悩みますよね。日本酒はお酒を飲む上司であれば無難な祝いの品になります。特に名入れ酒だと、より一層「お祝い感」が増します。ですが、いざ渡そうと思うと「本当にこのプレゼントで喜んで貰えるかな?」と少し不安になる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、もうすぐ定年退職を迎える60代男性に対して「定年退職祝いで退職メッセージがついた日本酒をプレゼントされたらいつ飲みますか?」というアンケートを実施しました。果たして日本酒をお祝いに貰った人は、いつ・どんな気持ちでそのお酒を飲むのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう。

Q.定年退職祝いで退職メッセージがついた日本酒をプレゼントされたらいつ飲みますか?

定年退職祝いで退職メッセージラベルがついた日本酒をプレゼントされたらいつ飲みますか?職場の上司の生の声とアンケート結果

アンケート結果でもっとも多かったのは「帰宅後、すぐに飲む」でした。単純に「お酒が好きだから」という意見や、「退職したという感慨深さに浸りたいから」「そのほうが贈ってくれた人も嬉しいと思うから」といった意見がありました。全体の42%の人が、贈られた側としては「すぐに感謝の気持ちを味わいたい」と考えるようです。

その一方で、少数派の意見が「1年後」でした。先ほどの方たちとは反対に時間を置いてから楽しむ人たちのようで、「ちょっともったいないから」「飾っておきたいから」といった想いがあるようです。贈った側としては嬉しい意見ですね。

他にも様々な意見がありましたので、順位ごとにピックアップして紹介します。

定年退職祝いで退職メッセージ付き日本酒をプレゼントされたらいつ飲みますか?アンケート結果インフォグラフィック

1位:帰宅後、すぐ飲む

  • そのときが一番美味しく飲めそうなので。可能なら送別会の二次会とかにあけてみんなで飲みたいです。ビンは保管します。(男性・愛知県・62歳)
  • いつもお酒を飲む日が続いているので、酒なら何でも飲みます。しかも、意味が込められているお酒なので、飲んでいていろいろなことを思い出しそうです。涙も出てくるかも知れません。(男性・香川県・67歳)
  • お酒は好きだし、お祝いしてくれた人の事を思うと直ぐに飲んだ方が相手の気持ちに応えていると思うので。(男性・広島県・66歳)

2位:退職したことを実感し始めた1週間後

  • 退職した後の生活に少し慣れたころに飲みます。働いていたころのことを思い出しながら、しみじみ飲むと思います。(男性・埼玉県・62歳)
  • メッセージや全体像を写真に撮ってから、ゆっくり楽しみます。(男性・奈良県・61歳)

3位:退職の余韻がまだ残る2、3日後

  • 3日後なら物や気持ちの整理がつき始めた頃で、落ち着いてラベルや味が楽しめるため。(男性・東京都・69歳)
  • 余韻に浸った後、また、新たなステージが始まるなと気合を入れるために飲みます。(男性・埼玉県・62歳)

4位:第二の人生を考え始める1か月後

  • せっかく頂いたものなので、勿体無くてすぐに飲むことはできません。しかし、いつまでも置いておく訳にもいかないので、いいタイミングで飲みたいです。(男性・北海道・63歳)
  • 一ヶ月くらいは実感がなく過ごしてしまいそうで、落ち着いたころにメッセージを読みながらいろいろと思い出しそうです。(男性・兵庫県・64歳)

5位:定年退職はすでに過去のことになった1年後

  • 1年後にしんみりと過去のことを思いながらゆっくりとプレゼントされた日本酒を飲みたいです。(男性・京都府・64歳)
  • 嬉しくてなかなか開けられないからしばらく取っておく。(男性・栃木県・61歳)

 

長年勤め上げた会社を去るのは誰であれ感慨深いもの。そんな時に、自分がこれまで関わってきた同僚や部下からプレゼントをもらえるというのはやはり嬉しいものです。しかも、特別なメッセージ付きともなれば、感動もひとしおでしょう。

「すぐに飲みたい」「大事に飾っておきたい」など、貰い手の性格によって具体的な行動は異なりますが、どちらも嬉しさ余っての行動であることは変わりがないようです。職場の上司が定年退職になる場合には、日本酒を始めとした「すぐに定年退職を実感できる物」や「大切にとっておきたくなる物」をプレゼントとして用意すると、きちんと喜んでもらえるでしょう。

 

 

退職祝いにかける予算はどれくらいが妥当?

さてここで、プレゼントの予算について解説していきます。定年退職はもちろんですが、その他のシチュエーションについても合わせてご紹介します。

まずは定年退職の場合。こちらは、個人的に渡すプレゼントなのか、同僚の皆さんでお金を出し合うのかによって異なります。たとえば個人的なプレゼントの場合は、5,000円~10,000円程度が無難です。一方、大勢で出し合うのであれば、一人1,000円~3,000円程度となり、おおよそ10,000円~30,000円のプレゼントになるケースが多いようです。

次に転職される方の場合。業種によっては若い方でも転職の機会というのは少なくないため、回数も多くなりがち。そのため、3,000円程度のものが妥当です。高くても10,000円程度といったところでしょうか。

最後に結婚をして退社される方向けの予算ですが、こちらはおめでたい出来事ですので5,000円~20,000円弱の幅で選ばれることが多いようです。

 

上級者はもう一工夫!シチュエーション別のおすすめプレゼント

予算を決めて日本酒を用意する目途は立ってきましたが、お酒だけだと少し寂しいかな?という考え方もありますよね。次に、定年退職・転職・寿退社の3つのシチュエーションごとに、「日本酒と合わせて渡したい贈り物」についてご紹介します。

定年退職の方に喜ばれるプレゼント

これまでの勤労をねぎらい、新たに訪れる第二の人生を楽しんで欲しいという想いを込めたプレゼントを贈りましょう。おすすめしたいのは、退職される方の趣味にまつわるものです。スポーツが好きな方であれば、運動をされる際に役立つグッズなどを考えてみてください。また、これまで仕事一筋でなかなか趣味を見つけられなかったといった方に対しては、新たに熱中できそうな趣味を提案するつもりで、グッズや娯楽品を贈ってみてはいかがでしょうか?

 

 

転職される方に喜ばれるプレゼント

新天地に行ってもがんばってもらいたい! といった想いのこもったプレゼントがおすすめです。そうなると、仕事に関連したグッズが思い浮かんでしまいますが、これらは本人が気に入ったものを使いたいと考えている可能性もあります。ポイントとしては、自分ではなかなか買わないけど、もらうと嬉しいもの。贈られた側がちょっと驚くようなものを選んでみてください。

 

寿退社される方に喜ばれるプレゼント

とにかく”おめでたい”という気持ちがこもった品をプレゼントしましょう。これからはじまる新生活に役立つグッズなどが定番です。その他、食べ物など”残らない”ものは、引っ越しの邪魔にもなりませんしおすすめです。

 

 

要注意!こんなプレゼントはNGです

ここで余談ですが、プレゼントを渡す上でぜひ知っておきたい贈り物のマナーについてもご紹介します。基本的なものをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

 

一般的にプレゼントとして選んではいけない品物

まずは退職祝いだけでなく、そもそも贈り物として適さない品物について見てみましょう。特に、縁起や語呂の悪さがある品は年配の方が気にされる可能性が高いです。定年退職をされる目上の方へのプレゼントを選ぶ時には、注意しておきたいですね。

  • ハンカチ
    ハンカチは日本語にすると「手巾」と書きます。読み方は”てぎれ”。つまり、手切れや縁切れを連想するということで、退職祝いという場にはふさわしくありません。
  • くし
    くしは”苦”と”死”を連想させる言葉で、縁起が良くないと言われています。また、歯が欠けると長く使えないため、その意味でも贈り物には適さないでしょう。
  • 日本茶
    弔事に使われることが多い日本茶。そのため、お祝い事の席ではあまり見かけません。そういった意味もあり、退職祝いのプレゼントとしては適しません。
  • 履き物・敷物
    たとえば靴下やスリッパは、使用する際に足で”踏みつける”ことになります。その他、マットなどもどうように踏まれるものなので、プレゼントにはあまり選ばれません。
  • 下着
    そもそも下着を贈るのはモラル的にどうなの? と思われる方も少なくありません。退職祝いの意味からも外れる印象なので、避けておくのが無難です。

 

 

目上の人に贈ってはいけないプレゼント

次に、同僚や部下などにプレゼントするのは問題ありませんが、上司など目上の方の退職時に贈ってはいけない品物について見てみましょう。

  • 腕時計や文房具、カバン
    男性の方に向けたプレゼントの定番として挙げられる腕時計や万年筆、女性の方が喜ぶカバンは、目上の方の退職祝いに適さないと言われています。その理由は、こうしたグッズが持つ「勤勉であれ」という意味にあります。若手の新入社員に対し、年長者が贈るケースには非常に適しているのですが、その逆は失礼になってしまうので気をつけましょう。
  • 現金
    「相手が何を欲しがっているか分からないので、無難に現金を贈っておこう」と考える方は少なくありません。もちろん、それもひとつの想いの伝え方です。しかし。こと上司や年長者の方に向けてとなった場合はNGです。現金を贈るというのは「足しにしてください」といったニュアンスがあるので、立場が上の人に対しては失礼に当たります。

 

 

知ってましたか?”のし”にまつわるマナーいろいろ

最後に、意外に知られていない”のしのマナー”についてご紹介します。プレゼントの贈り方で相手を不快な気持ちにさせないためにも、きちんと覚えておくといいでしょう。

 

“のし”がいるかいらないかは、関係性次第

基本的に、退職祝いの場合には”のし”を付けておいたほうが無難です。どのような関係性の方であっても、失礼にならないので安心して渡せます。ただし、酒類や生鮮食品の場合には”のし”は不要。また、仲の良い同僚へ個人的に渡す場合や、数名で値段がそこまで高くないような時も、ちょっとしたラッピングで十分です。

 

万能で使える表書きは「御礼」「謹呈」

表書きにはさまざまな種類があり、間違えると失礼になってしまうケースがあります。たとえば「御祝」や「御退職御祝」。定年退職の方であれば問題ありませんが、自分の本意ではなく退職せざるを得ないようなケース(リストラや左遷)では、こうした表書きは適していません。同じように、出産退職をされる方の場合にも、「祝」を使うのは少し考えもの。すべてが安産とは限らないので、万が一を考えて避けるようにしましょう。こうした点を踏まえると、迷った時には「御礼」「謹呈」を使うのがベストです。

 

寿退社の場合の水引は結びきり・定年退職の場合は蝶結び

水引には「蝶結び」「結びきり」「淡路結び」といった種類があります。この中の「結びきり」には、”一度だけで繰り返さない”といった意味が込められており、結婚というシチュエーションにぴったりです。

一方、定年退職の場合には蝶結びが適しています。これは、定年退職後にも仕事をする人が近年増えているから。「これで終わり」ということではなく、これからの人生にエールを送る意味にもなります。

 

いかがでしたか?贈る側はもちろん相手の気持ちを考えてプレゼントを準備しますが、アンケート結果によって貰った側も「相手の気持ちを考えてプレゼントを扱っている」ということを知ってしまうと、より気合いを入れてプレゼント選びをしてしまいそうですね。

お祝いの品を後悔なくきちんと準備するためには、早めの行動がおすすめです。感謝の気持ちを1ミリも残さない勢いで、下準備を進めていきましょう!

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